▶ 風邪を引くと同じ夢を見ることが昔はよくあったけど、起きている時に何かのショックがあって「グエーッ」と思う時には、この絵が出てくる。
エピソード記憶ってのはそういうものかもしれないし、無理矢理更新するつもりもない。
同上
坂本龍一&福岡伸一「音楽と生命」の続きが読みたいなあと思ってたら、先日購入した週刊文春に「パンタレイ パングロス」(福岡伸一)の連載を発見した。
教授が死んだのが3月28日だから、サム・アルトマンの会社の株価が一気に6倍になったことは知っていただろうけど、その後どうなったかは気になっていたと思うんだよね。
アフリカと日本の人口ピラミッドの参考グラフ
福岡ハカセのコラムを引用・編集すると
▶ 「種の保存」という大目的の前では、個々のいのち(人間に限らず)は、種を存続するための道具(ツール)でしかない。
この厳然たる掟に対し、ヒトだけが反旗を翻した。
種の保存よりも、個の生命の方が大切だ。個が尊重され、個の幸せに価値がある。個は必ずしも種の保存のために働かなくてもよい。あるいは、種の保存に寄与できなくてもいい。個は遺伝子の命令から自由に生きていい。そこに罪も罰もない。
そのことを発見したのがヒトという生物なのである。どうしてこんなことが発見できたのか。
▶ それは知性の本体が言語だから。言語能力が、遺伝子の命令、種の保存、そして個の自由、ひいては基本的人権といった概念に名前をつけたのだ。
その瞬間、それぞれの概念は実体化し、同時に、相対化された。
言語(ロゴス)が、混沌としていた自然(ピュシス)を切断し、分別し、支配した。
その時以来、ヒトは他の生物と袂を分かち、特別な生物たり得るようになった。.....
普賢専用象に乗った普賢菩薩像と文殊菩薩像はゴールデン・コンビ
▶ なるほど。文殊の剣は「言語」だったのか。