金融型新自由主義のカタストロフィポイント/マクルーハンの定規版

産業革命の一風景

産業革命を理解するミソは、蒸気機関エンジンを搭載した蒸気機関車を乗せる線路を張り巡らして、流通・物流に劇的な膨張と加速が起こったこと。

▶ だがしかしその誤算は、無限の包容力を持つかのように信じられていたガイア=地球の環境と生態系にも限界があり、21世紀になってまで各種ゴミの問題と二酸化炭素、気象の問題の修正が喫緊の課題になってしまった事。

要するにやりすぎたのである。

酒や麻薬で中枢神経が麻痺して生活習慣病の中毒になったかのように。

マーシャル・マクルーハン発言集

(再度引用)

▶ 普通、メディアとは「媒体」を表し、一般に、メディアによる情報伝達の内容が注目される。
しかし、マクルーハンはメディアそれ自体がある種のメッセージ(情報、命令のような)を既に含んでいると主張した。

テクノロジーやメディアは人間の身体の「拡張」であるとの主張。
自動車や自転車は足の拡張、ラジオは耳の拡張であるというように、あるテクノロジーやメディア(媒体)は身体の特定の部分を「拡張」する。

しかし、単純に拡張だけが行われるのではなく、

「拡張」された必然的帰結として衰退し「切断」を伴う。

 

米米CLUB「なんですかこれは」

Wikipediaより再度トビウオ引用)

貨幣数量説(英: quantity theory of money)とは:
社会に流通している貨幣の総量とその流通速度が物価の水準を決定しているという経済学の仮説。

物価の安定には貨幣流通量の監視・管理が重要であるとし、中央政府・通貨当局による通貨管理政策の重要な理論背景となっている。

世界のリーディングカンパニーが雇用を切断(解雇・リストラ)しているデータ

▶貨幣の中立説
貨幣量の増減は物価にだけ影響を与え、生産活動や雇用の増減などには影響を与えないとする説。

古典派経済学の中心的な命題のひとつであり、中立説によれば、貨幣は社会的な分業や効率性をもたらす以上の役割はない。

シャーマン(呪術師)

▶ 経済活動の本質は物々交換であり貨幣はその仲介を行っているにすぎず、貨幣量の増減は貨幣錯覚による混乱をもたらすが国富・国民経済の観点では中立的であり、

  国富の増大には貨幣量の拡大ではなく

    生産・供給能力の増強によるべきとした。

数量説は貨幣の中立性を前提にしており、物価の乱高下は流通貨幣量の管理によって押さえ込むことができるとする。

▶ 管理通貨制度が定着する以前は、社会に存在する貨幣の総量は誰にも計測できず、金塊が採掘されるなり、難破などの事故により貴金属が喪失するといった確率現象や、貯蓄のために金塊を退蔵するといった個々人の経済行動は、物価に対して深刻な影響を与える要素であった。

五条悟

マクルーハン再引用)

自動車や自転車は足の拡張、ラジオは耳の拡張であるというように、あるテクノロジーやメディア(媒体)は身体の特定の部分を「拡張」する。

しかし、単純に拡張だけが行われるのではなく、「拡張」された必然的帰結として衰退し「切断」を伴う。

▶ 要するにGAFAMやTwitterその他の最近の流行りの企業は「切断の対象として雇用・人件費を選択」した訳だ。

サム・アルトマン

うしおととら藤田和日郎