シグナル

雑誌「non-no」2023年12月号(集英社

▶ 気になる小見出し

「アクセをつけるとき、スタイリストが考えていること」

ここは購入の食指が動く。僕がVOGUEを定期購読している動機の一つでもあるから。襟の大きく厚手の蝶結びの着こなしとか。

能條純一月下の棋士

▶ チェスと将棋のルールの違いは、もぎ取った相手の駒を、自軍の戦力に転用できるのが将棋で、チェスは捕虜としてストックはできるが、兵力としては使えない点。

北島忠雄「進化する。角換わり☗4五佳」

伏黒恵(集英社ジム所属)を表紙にした「an an」マガジンハウスのシグナル

Wikipediaより引用)

アンノン族とは:
1970年代中期から1980年代にかけて流行した現象を表す語。

ファッション雑誌や旅行ガイドブックを片手に一人旅や少人数で旅行する若い女性を指した。旅行の主役として女性客が重視される最初の契機となった現象。

概ね1955年(昭和30年)から1964年(昭和39年)に生まれた世代に相当し、2023年(令和5年)現在は58~68歳となっている。

1世代前の若人の旅行スタイルであるカニ族と共に、現在では廃語となっている。

・語源
1970年に創刊された若い女性向けの雑誌『an・an』(アンアン)と、1971年創刊の『non-no』(ノンノ)は、多数のカラー写真による旅行特集を掲載した。

美しい写真や記事に刺激され、これらのファッション雑誌を片手に持った多数の若い女性が特定の観光地に押しかけたことから「アンノン族」と呼ばれるようになった。

三山のぼる「北陸アンノン族」

石坂啓「安穏族」

石川次郎(マガジンハウス等  雑誌編集者)

地球の歩き方/埼玉版

▶ 大の旅行好きの石川次郎は「地球の歩き方」の編集にも関与していた。

これは憶測の領域を出ないが、出版業界が「伝統の巨人阪神戦」のように「集英社小学館一ツ橋グループ VS 講談社音羽グループ」の構図に

「小兵ながらもPOPEYEやブルータス、お前もか。というトレンドセッターを引っ提げて、地方の若者のキャスティングボートを握った」石川次郎のチャレンジャースピリット(闘志)がバニラエッセンスとして利いていたのかもしれない。旅行と旅先消費という経済効果。

政府や、コロナの緊急事態宣言下でGO TOトラベル推進の圧力をかけた二階俊博(政治家)らは「観光立国」とか「民度」と、さも自分の手柄のように喧伝するが、ビートたけしやスティービーワンダー(You haven't done nothing)に言わせれば「手柄と名誉の横取りじゃねえか。何もやってないのに」

となるだろう。サブカルチャーの文脈では。

早慶戦神宮球場東京六大学野球

▶ 漫画界の金字塔である手塚治虫派の拠点「トキワ荘」の出身ではない少年誌の巨匠:車田正美が、デビューしたてで伸び悩んでいたジャンプ同僚の高橋よしひろに「高い助言」をしていて興味深い。

「ライバルを味方にすればいい」(車田)

平松

高橋よしひろ「悪たれ巨人」

車田正美リングにかけろ

▶ これは昨日引用した日経新聞社説の「ユーロの理念」や「グローバリズムの少年誌の先峰」と通じるものがある。商社マンの剣崎が先陣を切ってるのが象徴的でもあるし。

フォースマスターのヨーダスター・ウォーズ

▶ 教育や娯楽には、政治や権力が介入しない方が上手くいく筈なんだけどね。民主主義の国家体制では。

活力なしで何をしろというのか。

波平恵美子「ケガレ」

錦鯉に餌やりをする田中角栄

五条悟と両面宿儺(呪術廻戦)

日車寛見(呪術廻戦)

分度器

岡ひろみエースをねらえ!

島村ジョー

教師の五条悟