慣性モーメント・伝達効率・安定

宇宙戦艦ヤマトの「フライホイール

Wikipediaより引用)

フライホイール(英: flywheel)とは:
回転系の慣性モーメントを利用した機構に用いられる機械要素のひとつである。

日本語では弾み車(はずみぐるま)や勢車(せいしゃ)という。

回転機構の回転速度を安定化させる用途や、回転の運動エネルギーを利用する用途、角加速度を与えた際の反力を利用する用途に用いられる。

フライホイールは重心に回転軸が通った慣性体で、慣性モーメントの大きさは組み込まれる機械に応じて設計される。

機械の回転速度を変化させる際、その回転系の慣性モーメントが大きいほど必要なトルクは大きくなるが、
わずかなトルクの変動で大きな角加速度が発生して、回転速度が短時間に大きく変化する回転系の場合でも、
フライホイールによって回転系の慣性モーメントを増やすことで回転速度の変化を防いだり緩やかにする。

クランクとコネクティングロッドを組み合わせて往復運動を回転運動に変換する機構においてはフライホイールが組み合わされる例が多い。

この機構はクランクとコネクティングロッドが平行になる位相、

すなわち死点では、
往復運動の動力が伝達できなくなる。

五条悟の六眼

▶ 回転系の慣性モーメントによって死点においても回転を続けられるが、より滑らかに回転を安定させるためフライホイールが組み合わされる。

あるいはフライホイールを回転させることで運動エネルギーを蓄えて、別の機械要素にトルクを与えるエネルギー源として利用する構成もある。

機構の回転を安定化させるほかにも機能を持たせる場合があり、
形状は円盤ないし回転体を基本として、他の部品を固定して回転させる要素や歯車、手で操作する際に把持するための要素を持つものがある。

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マーシャル・マクルーハン「人間拡張の原理/メディアの理解」

▶ 電気自動車(EV)のエンジン(発動機)の構造がどうなってるのかまったくイメージできない。

価格にしか興味がないのだろうか。

世間とマスコミは。