美女と野獣の異次元解釈

ゼノンと不動明

不動明デビルマンに変身する直前

▶ 芥見下々は五条悟の無下限呪術「無限」を「アキレスと亀パラドックス」で説明したが、ゼノンの「飛んでいる矢は止まってる」パラドックスの方が適切だったんじゃないかな。あえてスライダーをかけたのかな。

駒台の歩と飛車の問題でもあるけれど。

Wikipedia引用 ①)

「飛んでいる矢は止まっている」
もしどんなものもそれ自身と等しいものに対応しているときには常に静止しており、

移動するものは今において常にそれ自身と等しいものに対応しているならば、

移動する矢は動かない、とかれは言うのである。

アリストテレスは続けて、「この議論は、時間が今から成ると仮定することから生ずる」と述べている。

島村ジョー(009)の加速装置

wikipedia

この言から、ゼノンも「時間が瞬間より成る」を前提としていると解される。瞬間においては矢は静止している。どの瞬間においてもそうである。

という事は位置を変える瞬間はないのだから、矢は位置を変えることはなく、そこに静止したままである。ゼノンの意が単純にこうであったのかは確定的な事ではない。

るかな

美女と野獣』(仏: La Belle et la Bête)は、フランスの異類婚姻譚である。
1740年にガブリエル=シュザンヌ・ド・ヴィルヌーヴヴィルヌーヴ夫人)によって最初に書かれた。
現在広く知られているのはそれを短縮して1756年に出版された、ジャンヌ=マリー・ルプランス・ド・ボーモン(ボーモン夫人)版である。(wikipedia

フリップ・フロー・スクリーン(篩)

▶ 「美女と野獣」の心理学的解釈で、アレは「野村克也には月見草がお似合い」式の二人称ではなく、一人称の女性の心象風景の変化を捉えた寓話。と捉える向きもある。

「男は恐い。汚い。」から▶ 「え?もしかしてこの人...やさしい?」▶ 「丘の上の王子様かも...」という適応過程の事。

「美人は1日で飽きるが、ブスは3日で慣れる」という反転術式の諺もあるけどね。

妖獣ララ(デビルマン

日経サイエンス 2011年9月号より引用①)

「男は美女を見ると戦争したくなる?」

男性に魅力的な女性の写真を見せると,トランプのブラックジャックで思い切った賭けに出るようになるかもしれない。

実際に可愛らしい女性に見られていると,赤信号なのに道路を横断する可能性がある。

走る不動明王

引用②

人間のこうした虚勢の表出は,動物における角などの身体的特徴に相当する。

男性は「僕と一緒になろう」と女性にシグナルを送っているのだ。「キミと子供たちを守るために僕は危険をものともしない」と……。
 香港中文大学の心理学者チャン(Lei Chang)はそういう。彼と同大学や中国の河北大学の共同研究者たちは,

兵器や軍の装具に牡鹿の立派な角やあえて危険を冒す行動と同様の誘惑的な効果があって,パートナーをめぐる競争で、軍人のほうが文民よりも強みを発揮しているのではないかと考えた。

鹿

引用③

また,戦争そのものについても,次のように推測した。レイプや略奪を行う軍隊は,チンパンジーがよその群れのメスをレイプするのに似ている。
本人がそう意識しているかどうかはともかく,女性を妊娠させる機会を得られることが,男性を戦争に駆り立てているのではないか?

日本の独身者率のグラフ

引用 ④

 こうした疑問に答えを出すため,チャンは複数の男性に女性の写真を見せて,戦争に対する態度や戦争に関連する認知過程に統計的に有意な違いが生じるかどうかを試した。

戦争を支持する内容の短文を見せ,どれだけ「その通りだ」と思うか同意の程度を自己申告してもらったところ,魅力的な女性の顔の写真を見ることと戦争を支持する記述に同意することとの間に,統計的に有意な正の相関関係が見られた。

アホの坂田

引用 ⑤

 魅力的でない女性の写真を見せたときにはこうした相関が表れなかったほか,女性に男性の写真を見せた場合には,写真の男性が魅力的な場合もそうでない場合も,戦争に関連する態度に統計的に有意な影響はまったく生じなかった。Personality and Social Psychology Bulletin誌オンライン版3月23日号に報告。

ユヴァル・ノア・ハラリ

引用 ⑥

 男性における戦いと交配の関係は,おそらく人類がホモ・サピエンス以前の時代から引き継いだ進化の残留物だろうとチャンらはみている。レイプと略奪が残念ながら現在も絶えないのは,このためなのかもしれない。

自民党の「背骨勉強会」

趣里/映画「ほかげ」