熟年離婚とユーミン効果逓減の法則

ドトール

前回の「デジタル飽和」にフックをかけておくと、普通に受験勉強していても、在宅勤務で自室でパソコンとにらめっこしていても「煮詰まる」「飽和」するよね。ドトールで勉強が捗るのは、小銭有料の投資のキャピタルゲインの欲と、想定外の雑然による適度な緊張感があるからだと思う。

マスタリングのダイナミックレンジ

松任谷由実「流線形 '80」

♪男はいつも最初の恋人になりたがり/女はいつも最後の愛人でいたいの/だから所詮おんなじ気持ちで/求めあっていると思っちゃいけない.....(ユーミン/魔法のくすり)

介護福祉の現場にいると、もう数百世帯の「ナマの家族曼荼羅」に遭遇して自立支援をしている。

ドラマ「家族八景」2012年版

嫁と姑

介護転職3年目くらいから「私のハートはストップモーション」(桑江知子)の意味合いが変わり、

さだまさし「関白宣言」

♪俺より先に死んではいけない...

この愛情1本チオビタドリンクの歌詞が

「俺は家事もしたことないし、お前の排泄介助もしないからな。施設に入る金は1人分しかないんだから。ケアマネさんに相談したら世帯分離して生活保護を申請するしかないって言うんだよ。このマンションも賃貸だし、生保が通れば住居費で57.000円出るって。だけど俺が先に死ねば遺族年金で増額して近所の特養の個室に入れるかもよ。多床室じゃなくてさ。だから今更別れるなんて言わずに金の計算をして遺言状を公正証書にしないか。お前のおかげでいい人生だったって書いておくからさ」

このようにすんなり片付くケースは稀である。

平松愛理部屋とYシャツと私

日本の高齢者虐待と殺人のほとんどは家族による犯行で、「えっ!」と思うでしょうけど、困難事例の家庭は「ひきこもり」が多くてそもそも家族以外の他人、社会と交流する機会がほとんどない。

マスタリングのダイナミックレンジ

いわゆる「テンパッてる顔」で「平松愛理の毒入りスープを一緒に飲むケース。心中」は殺人より少ない気がする。詳しくは知らないけど。

上記のような一本道にハマってしまった場合は、一旦引き離して距離を取るのがいいんだけど、それにも宿泊費等のお金がかかる。

だからといって、熟年離婚が増えて「単身独居世帯が文字通り倍増」すると、介護保険の給付額(国費の支出)が血液サラサラで血が止まらなくなるかもしれない。住み慣れた自宅で「舟唄」で暮らしていくのが一番経済的で適度なQOLなのに、箱物ばかり増やしてヘルパーやケアマネを心のどこかでバカにしてるでしょう。マクロ経済畑の人達は。

我々から見ると「知性的には見えない」ことを書いておきます。飾りの名誉で威張る事にまだ飽きそうになさそうだし。

シーザーの波紋コントロール

フェリーニの「カサノバ