優柔不断族の独断気取りと忖度文化

シャアザク初期型

これは▲角が一本付いてるだけ。

磯野波平54才

ガンダムとザクⅡ

「.....木馬の新型モビルスーツは化け物か?装置の性能=パイロットの能力ではない事を教えてやる!」(キャスバル兄さん)

漫画「日本のいちばん長い日」原作:半藤一利、作画:星野之宣

①映画「日本のいちばん長い日」

マリー・アントワネット

ジャン・ジャック・ルソー

②映画「二百三高地明治天皇役の三船敏郎

「決議通りでよい」と神の金印の台詞だけで絵になる「世界のミフネ」と比べてしまうと、①で昭和天皇を演じた本木雅弘57才の演技は物足りなかったが、まあしょうがないね。

天皇が神から人間に生まれ変わるシンギュラリティ・ポイントの「玉音放送」はさすがに敬遠・割愛していたが、第二次世界大戦の終了は日本の降伏で成立したシュヴァルツシルト半径で行われたのが「神=天皇の聖断。鈴木貫太郎首相の政治判断」だけではなく、玉音放送のテープをかっぱらって終戦を阻止しようと目論んだ日本帝国陸軍の動きや、鈴木首相が語る前に「はい。原稿です。」と手際よく準備していた官僚にムッとする山崎努の演技とか噛めば噛む程味が出る映画だった。

悪名高い日本の忖度文化は、軍部の暴走や、ヒトラーナチスムッソリーニのイタリアの「ファシズムの独断」を制御する知恵だったのだと思った。

ここのところグランド戦にもつれ込んで自問自答の取っ組み合いをしている「生成AIの原理」は意外と簡単で、「次に来る文字を物凄いスピードで予測・選択しているだけ」なんだとか。要するに「忖度の極限」な訳だ。

AI開発者は、映画の山崎努の表情と背に腹は代えられないという「悔しさと受容」を観て哀愁をfeelした方がいいよ。元々頭はいいんだからさ。