仮想空間の質問と補助線と政治好奇心

オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョン

▶ 高齢者介護のアセスメントの場合、オープン・クエスチョンで

「どんな生活をしたいですか?」

等、抽象的な質問をしても、答えられないことが多いので、アポイントひとつ取るのでも

「午前と午後、どっちがいいですか?」

というような、補助線を引いてあげるような「オープンに近いクローズド・クエスチョン」をする方が実効性がある。

同様に「政治の内情がわからない。興味がない。難しい。」と思っている若者やSNSユーザーに、特に自民党の総裁選のように、投票権も無いような場合に

「誰が首相にふさわしいと思いますか?」

と質問しても、意味は2割ぐらいしかないと思うんだけどね。

例えば具体的に

「このおにぎり、税込280円ですけどどう思われますか?」

「高いっす」

「でも大きなおむすびですよね」

「夜の見切り品で半額になってから明日の朝飯用に買います。冷蔵庫があるんで。」

「なるほど。困ってるわけですね。ではこのおにぎりの件に絞ってなのですが」

呪術廻戦の人気投票のメンバー表

「例えばこの中の、誰だったらなんとかしてくれそうだと思いますか?」

「う〜ん、禪院真希か虎杖悠仁かな。」

「どうしてですか?」

「努力家っていうか、気持ちが通じそうじゃないすか。五条悟はおにぎりの事なんか相談に乗ってくれないでしょ。乙骨憂太は暗いし。」

「おにぎりの値段だと、農林水産大臣経済産業大臣ですかね?」

「どう違うんですか?その2つ。」

「このキーワードでググってみて下さい。もしも興味をお持ちになられたら、またお話を聞かせてもらえると助かります。」

「まあ、気が向いたら。でいいっすか?」

「もちろんです。」

こんな感じで遊んでるうちに、世論が深くなって、自民党も無視できない「声」になっていくような気もするけどね。

補助線があれば。